DrupalCon 2022プラハ

今年の欧州でのDrupalConは、チェコ共和国のプラハで9月20日から23日の予定で開催されます。
申込締め切りは8月8日です。

drupal



ところでDrupalを使ったWebサイトのローンチに際して注意すべきことにはどんなことがあるでしょうか。

Drupalに限りませんが、まず何よりもコンテンツのテキストをチェックする必要があります。誤記や文法的な誤りが散見されるサイトは訪問者から相手にされません。ダブルチェック、トリプルチェックが必要です。オンラインの文法チェッカーなどのツールも活用すべきでしょう。

開発チームが見落としがちなのはUXです。自分たちが作った導線に問題があっても、作った人たちには問題視されないことが往々にしてあるようです。開発に関与していなかった人たちに、新鮮な目でデザインと構造を試してもらいましょう。

サイトのバックアップも忘れずに。外部からの悪意のある攻撃だけでなく、内部の人のうっかりなどでもデジタルのコンテンツは失われてしまう恐れがあります。ローンチの前からレプリカの保存について考慮し、ローンチの後にも定期的なバックアップについて手順を定めて実行する必要があります。

CMS



モジュールを利用しているならセキュリティの確認も大切です。オンラインのリソースを活用して、常に安全なコアとモジュールを使うようにしましょう。

プライバシーポリシーや苦情の受付方法など法的な義務を理解して情報を掲載するとともに、苦情を受け付けた際の手順などを定める必要もあります。個人情報保護法は今年の4月に改正されていますので確認が必要です。

マーケティング計画も事前に立てておくのがよさそうです。サイトのリニューアルであっても、新しいサイトのデビューであっても、Webサイトがぽつんと存在するだけでは訪問客は来てくれません。適切なSEO対策を講じてオーガニック検索からの流入を担保し、メールやソーシャルメディア、ニュースリリースなどを駆使してローンチから間もなくのトラフィック増加の布石を打ちます。

最後に、テスト用のコンテンツなどが残っていないかチェックして、ローンチの時を迎えましょう。


<参考情報>